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今日を追い越す風になれ [ブレーク・スルー]

 発明研究会の上田支部ではブレークスルーの考え方を取り入れた発想法をホームページに掲載している。詳しいことは、ホームページ又は上田支部に問い合わせをしてみていただきたい。
私が感じていることとは違うと指摘されるかもしれないが、未来のあるところから、【その場所の特定は個人によって異なってくるものと思われる。】現在を見ることで新たな視点と発想が生まれてくるというものではなかろうか。
アメリカのBBT大学や、大前健一氏らによって提唱されている考え方だと判断している。おそらく、企画と計画にかかわる事柄であり、問題の捕らえ方とそれらを解決する為の手段並びに基本的な姿勢にかかわるものと解釈している。

そのことなら、もう、40年以上も前から自分自身のテーマとして取り組んできたことである(夢ナビノートのエッセンスになっているものである。)。仕事においても、自分の人生においても、発明や、特許にかかわることでも大方そのようにしてきた。問題が起こる前にその事柄を予測してその解決策を立てておこうとするものではなかろうか。(いくつかは予測が出来ていたが、そのように対応できなかった事柄もある。その多くは他人が絡んでいるものである。アドバイスとしたが、聞き入れてもらえなかったという苦い経験もしてきた。)

発明、工夫においては大切な視点である。現在から演繹的に発想しようと、未来のある時点から帰納的に発想しようと人々の役に立ち、便利なものであれば良いではないか。
英語で表現すれば、フーチャーショック【未来からの衝撃】ということかもしれない。現在のパラダイム【領域、又は枠組み】では解決できない事象が、あるときを境に突然顕在化してくるということなのかもしれない。
この発想が早い時期に周知されていれば起きなくて良かったことの多くが解決できていたのではないか思われる(今日の金融恐慌も予測できた可能性がある。「実体経済とはかなり乖離しているなぁ。」と言う感じはしていたが、・・・・。)その時々の選択の誤りも少なくすることが出来たのかも知れない。

発明研究会の総会並びに事例研究(長野支部主催の上山田で行われたときのことで4年以上も前のことである。)のときに上田支部の人にぶつけてみたが恐らくそんなにかけ離れていないものと考えられる。「それは違うぞ。」とは指摘されなかった。

多くの発明や工夫はいずれにせよこの視点に立っていることになりはしないのか。

解決すべき方法は常に未来志向である。その意味では今日を追い越す風ではなかろうか。
   【参考文献、未来からの衝撃 A・トフラー 実業の日本社】
   【参考文献、夢ナビノート 私のもう一つのブログ】


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