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二足・三足のわらじ [その経営学的素描]

街の精肉屋さんの多くは店じまいしてしまっているけれど、ある方式、二足以上のわらじを履いている、いわば,複合店舗や専門性を追記して、卸間で取りこんでいたところは今でも営業している。

そして、その地域性もあるでしょうが、比較検討してみようと思います。

長野市の場合。
よほど大きな精肉店でも店じまいしている。中には少々の卸、例えば、食堂などへの供給している所は営業している。

須坂市の場合。
速いころから、複合的な経営をしていました。例えば、料亭、食堂等との併設である。
幾分かの卸的なこともしているところが認められる。

中野市の場合。
その多くが、産地に近いこともあり、処理施設があって、卸的なことがさかんだった。少々大きな組織に供給するところが多い為に儲かっている。いないに関らず、営業は続けられている。

長野市の場合でも、コロッケやお惣菜に特化している所は幾分残されているものの、それ程、多くは無い。

他産業でも、大手のスーパーや、ドラックによって、小さい所は店じまいになっている。いわゆる、シャッター通りになってしまう。

松本市で姉妹が経営している本屋さんで「おやき」を提供し始めたところ、「評判になっている。」と報道されたところがある。

大きな会社やしっかりした技術を持っている中小企業であれば、立ち行くのでしょうが、零細的なところは二足のわらじをはかなければ、立ち行かなくなってきつつあると言うことでしょう。

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