当面の優先順位は

「まずは健康管理だな。おたがい、定年を過ぎちゃっている」

「次は、あの株を買い戻してもらいな」「どうして」「換金して、住宅ローン返済の月額を半分くらいに減らしたいのさ。齢が進んじゃって、稼ぎもだんだん少なくなってきつつある」

「わが家はかなり年齢が進んでから建てた。停年を過ぎてもローンが残っていることになる。最初から分かっていたことだが、ローンレンジャー的なやりくりに頭を悩ますことになっているのだ。

「耐久消費財で買い替えてもよさそうなものは洗濯機くらいだが、今のところ文句を言いながらも動いているだろう」

「事務所や家のなかを整理するには、一間くらいの物置が必要だろうけど、その予算があるのか」

「返済額を幾分少なくすれば、全部クリアーできちゃうじゃない」

「健康でいられれば、年金でどうにでもなるさ。プライオリティーが経済的な事柄だけじゃなくなってきているんだよ」

「ずくの種」の続きです

「ずくの種」の５枚目は「未来日記」と優先順位のスペースになります。

もちろん、長期、短期の目標と同時に、いくつもある夢や目標に優先順位をつけなければなりません。

横軸に時間をいれ、縦軸にはカテゴリ－を施し、何時から取り組み、半年、一年、三年の目標ならばその長さに傍線を施しましょう。家を建てるという目標の場合は、実行されてもローン他の返済か残る場合は、点線を施します。

研究の為に使用する場合は、作業手順などのダイヤグラムのスペースとして利用します。技術の中にはどうしても他の分野の技術が上がってきませんとクリアーできない事例もあります。


【この紙には優先順を書き込むスペースが施されていません。「夢ナビノート」を簡素化しなおしているためです。】

そして、その右側に数字をふれるスペースを用意しましょう。ここが優先順位になります。優先順位は状況の中で変化しますので注意してください。何年かに一回吟味して見る必要があるでしょう。

例えば、欲しいものでも、三ヶ月たってもう一度吟味してみると、順番が変化しているはずです。いつも上位に顔を出しているものはいずれにせよ欲しいものです。

また、人生においてはある時突然、優先順位の高いものが発生してくる場合があります。そのときはそちらを優先しなければなりません。ほかの夢、目標をどの程度繰り下げるられるものか吟味しましょう。