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久し振りに友人からの電話 [社会情勢]

久し振りに学生時代の友人が電話してきた。日曜の午後の事である。

「もう、年だし、一週間に3日会社に行くだけにした。」団塊の世代である。一旦定年になって、「しばらく、後進の指導に当ってくれ。」といわれているらしい。

「それにしても、仕事が少ない。」とこぼしていた。専門は互いに経済だった。「円高が進んでしまったので、また、海外にシフトしなくちゃならない会社が増えるだろう。」「円高は何処まで進むと思う。」「本腰を入れて対策をしなければ80円を切るかもしれない。」「やはりそう見ているか。」

「それにしても仕事を作り出さなきゃならないけれど、・・・・・。」経営しているわけじゃないが、心配になるらしい。「学卒者だけでも満足に働ける場所を確保すべきだ。」と続けるので、「どうやって仕事を作り出すのだ。ひところの箱物じゃ上手くいかないし、公共事業といっても課題がある。」

「お前がブログに発表している第6次産業の構想がいいと思う。」「そうかといって、あれだけじゃ、たいした付加価値は生み出さないが、・・・・・。」「会社としてはそれ程儲からなくても良い。次の設備投資できる位のものをのこして、そこにいる従業員さんが、所得税を納められるくらいな規模になればなぁ。」「仕事は確保できて、税収は増える。」

「それは良いとして、商品になるアイデアは何処にあるのだ。」「できれば、構成員でアイデアを出し合えば一番良いけれど、なかなか訓練していないと難しいよなぁ。できれば、皆さんの手がけていないことの方がベターだ。なんといっても、差別化できるじゃないか。地場産業をもうすこし高度化したものになる。長野県なら、農林産物をもうすこし加工したものになるだろう。」「かといって売るのがたいへんだぞ。」「宮崎県の知事さんを見習うことだ。公務に付いている人たちが物を進めちゃいけないとは書いていないはずだ。ただ、賄賂的なものに繋がりやすいだけでチェックする場所が必要になる。国土交通大臣でさえ外国に新幹線を売り込んでいるじゃなか。」

「そうすると,その地区の特産品を加工して売るということか。」「それが手っ取り早いとは思うし、高度にオートメーション化しない分、人の手がいるので雇用は確保できる。段々、技術を高度化していければ良い。当初は管理者と営業担当だけ正社員で後はパートでも良いが、・・・・・。」「想定しているのは生キャラメルのことか。」「そうだ。地域の住民100人の仕事を確保していると放送していたじゃないか。」

電話でのやり取りの一部です。実際は、もっと踏み込んだ議論をしています。

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