こんな営業を見たことないといわれた。

ブログのもうひとつの使い方です。ある人の紹介で電気の会社をたずねた。アイデアの売り込みです。

今まで大きな会社の下請けをしてきたが、ここにきて受注が減っているらしい。自社製品をと考えていらっしゃるのでしょう。知り合いがそんなことで引き合わせてくれたのだ。

ところが、私の持っていったものと言えば、名詞と茶封筒にＡ４サイズのコピー用紙とサインペンが入っているだけだ。

商談の席にパソコンを二台用意していただいておいた。その中から電気に関する記述の箇所を読んでいただきながら話をした。

「ブログの場合はアイデアの全部は記載できませんので、特にそれとわかってしまう（発明の名称）や（課題を解決する手段）、図面等は記載できませんのでそちらは概略図面を手書きにしてプレゼンしたのだ。」（今回は試作品を持っていく段階じゃないし、もう少し、改良する余地があり、決断していただいたら共同して試作してみることになる。）Ａ４サイズのコピー用紙矢サインペンがいる理由はこのことです。

懇切丁寧に聞いていただけたけれど、即決するというものじゃない。

コーヒーを出していただいて雑談しているとき「こんな営業を今まで見たことがない。ほとんど何も持たずにきた人は不思議な玉手箱が最初でしょう。」といわれた。

「インターネットもそういう風に使えるのか。」と感心していたようだ。