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新聞の記事より [第6次産業の構想]

昨日の中日新聞に岐阜県白川村鳩谷地区で住民出資による地域興しの株式会社「ひだ白川郷鳩工房」が設立されたと報道されています。

わたしの言ってきた第6次産業とはこのことである。その地域の特産品を原料として、地域の人々が生産に携わり、できれば自分たちで売るということである。よい品物ができれば、売りたい人たちは集まってくる。

「農業関連だけでなく、多種多様な事業をしたいので株式会社した」とのことである。当初は米粉のパンを製造するらしい。「パン以外にもみんなでアイデアを出し合って挑戦していきたい」と言うことだ。

大手の会社が海外にシフトしている今、求められる発想はこの種の試みである。もう少し高度化してもよい。自分たちの技量をはかりながら徐々に大きくしていければよいと思われます。

中部地区ではまれなケースらしいが、期待もされているようだ。

おそらく、日本全国にはその地区の特産品がいっぱいある。なるべく、バッテングしない商品を作ることでしょう。

私のブログの中にはどの地区で何を生産すれば良さそうだというアイデアを書き込んであります。具体的に書き込んでいない箇所も多々ある。

参考になれば幸いですが、・・・・・・・・・・・・・。

一石三鳥の経済学 [第6次産業の構想]

私たちの周りには無駄に処理されているものがたくさんあります。例えば,オカラはお焼きの具材に利用される以外は肥料、飼料でしょう。

青森県の女性はこれをこんにゃくに混ぜることを思いついた。こんにゃくとオカラの相乗効果が期待できるだけじゃない。産廃処理の費用がかからなくなる。その上に新規の商品は売れる。往復で儲けが発生していることになる。何十億の経済効果だと報道されていた。

そのほかにも、省みられていない素材はいくらでもある。

このようなアイデアは相当ある。間伐材を有効利用する。過剰農産物「タラの芽は三度おいしい。参照」を利用する等々でしょう。

そして,何回も記載していますが、それらを加工するには大きな設備投資入りません。手作り+アルファくらいでしょう。つまり、何人もの手が必要になるということです。仕事を、雇用を生みだすには最適な産業といえる。

具体的には,花畑牧場の生キャラメルは手作りであり、地元の人たち100人の雇用を作り出している。

かつて人類はTVAなる手法で経済の浮揚を試みて参りましたが、旨く機能しなかったはずです。その原因をしっかり吟味してみることでしょう。この記事は「知恵比べ」に投稿済みになっています。

そっくりそのまま真似をしろといっているのではありません。その地区の特産品等を加工できる場所と、流通させる手段を見つけ出すことです。




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