ハチに刺される。 ブログトップ

犬からの問題提起(人間になりたかった犬の物語より) [ハチに刺される。]

この文章は私を擬人化してあります。

また、私の失敗の話である。ドジ犬を卒業できないでいるらしい。夏も終わりの頃だと思うが、犬走りのところで気分良くくつろいでいると、羽を持って飛んでくる動物がいるではないか。【彼らが来ればいつも咥えてやろうとすることは私たちの習性である。】「ブーン。ブーン」という音に異常に反応するのである。ハエでも、そのほかのものでも、ハチでも、恐らく、種類のものに対して同じことだと考えられる。

ある日の午後、この行動をした相手がハチであった。うまくつかめれば問題なかったが、あいにく取り逃がしてしまった。うまくつかんで口の中に入れたとしてもハチはしばらく生きていることになり口の中をさされてしまいかねない。「つかめなくて良かったかもしれない。」

それから、彼の逆襲が始まったのである。鼻の先に止ったと思いきや「チクーン。」とするではないか。【私は針で刺されることにはアレルギーに似た嫌悪感を持っているのだ。予防接種の時でさえ注射の針には警戒しているくらいだ。尚、さされたのは足長蜂である。】「何をするのだ、まったく」といって見るが後の祭りである。

私が余り「ワンワン」というので「マメ。どうしたのだ。」言葉にならないので手で鼻の所をさするしぐさをしているので「何だ、お前ハチに刺されたのか。」と聞かれた。そのとき初めてこの動物がハチであるということを知らされた。
「腫れてくるかも知れないなあ。」と言うのである。鼻がはれちったら大変である。第一犬にとっては生命線である。「美味しいものをかぎ分けられなくなったらどうしょう。」「大きくはれて口のほうまで来てしまえば食べられなくなっちゃう。」「何とか成らないのか、お前、薬屋だろう。」「じゃあ、今から作るから、少しの間、待っていろ。」といって事務所から馬の油(手に入れば熊や鮫の油でもよい。鮫の油は飲んでもよい。へミングウェーの「老人と海」の中にも目によいと記載されている。)を小分けにしてきたものに朝顔の葉っぱをすり鉢でつぶしたものを混ぜているではないか。

「また変なものを作って、私で実験しょうとしているのかしら」と思うが、「この際、刺された所がいたいので我慢しよう。」朝顔の搾り汁と馬の油にもう一種類何かを足したと考えられるが、其れを塗ってもらった。「これで大丈夫だ。」「何が大丈夫なものか、まだ痛いではないか。」「そんなに早く効けばなおさら怖いわ。」と言い返されてしまった。
「痛みが治まるまでしばらく時間がかかる。」といって仕事だか、用事に出かけようとしている。「おーい、病人だか、けが人ほかって置くな。」「ああ、そうそう、私は人じゃなかった犬だった。」しばらくすると、痛みがないことに気がついた。痒みもないのである。

夕方近くになって用事が終わったのだろう。帰ってきたので「こんなもので効くなら皆に教えてあげればよいのに、クマン蜂とか、スズメバチとか言う大きなハチに刺されたときでも大丈夫か。」「それは実際やってみないとどうこう言えない。」と言う返事である。こればっかりは実験するわけには行かないのだ。

「どうして朝顔の葉っぱが効くのかどこで覚えてきたのだ。」と聞いてみた。「確かなことはいえないが、薬事講習会の時、保健所の先生がそのような事を言っていた事を記録して置いた。確か「おばあちゃんの知恵袋」だというようなことを言っていたが、朝顔の種は漢方薬の成分ではある。(注意、家で利用する時は、口に入れないこと。)」とけろっとしているではないか。
私にとってはどうでも良いことで、痛いところが直りさえすればよいのである。数日たってもはれてこないのである。「あれ気に入っているのだけれど、効果はあると思う。実際、はれてもこないよ。」と報告した。
その後どうしたかは犬の知ったことではない。

 また、私の失敗の話である。ドジ犬を卒業できないでいるらしい。夏も終わりの頃だと思うが、犬走りのところで気分良くくつろいでいると、羽を持って飛んでくる動物がいるではないか。【彼らが来ればいつも咥えてやろうとすることは私たちの習性である。】「ブーン。ブーン」という音に異常に反応するのである。ハエでも、そのほかのものでも、ハチでも、恐らく、種類のものに対して同じことだと考えられる。
ある日の午後、この行動をした相手がハチであった。うまくつかめれば問題なかったが、あいにく取り逃がしてしまった。うまくつかんで口の中に入れたとしてもハチはしばらく生きていることになり口の中をさされてしまいかねない。「つかめなくて良かったかもしれない。」
それから、彼の逆襲が始まったのである。鼻の先に止ったと思いきや「チクーン。」とするではないか。【私は針で刺されることにはアレルギーに似た嫌悪感を持っているのだ。予防接種の時でさえ注射の針には警戒しているくらいだ。尚、さされたのは足長蜂である。】「何をするのだ、まったく」といって見るが後の祭りである。
私が余り「ワンワン」というので「マメ。どうしたのだ。」言葉にならないので手で鼻の所をさするしぐさをしているので「何だ、お前ハチに刺されたのか。」と聞かれた。
そのとき初めてこの動物がハチであるということを知らされた。
「腫れてくるかも知れないなあ。」と言うのである。鼻がはれちったら大変である。
第一犬にとっては生命線である。「美味しいものをかぎ分けられなくなったらどうしょう。」「大きくはれて口のほうまで来てしまえば食べられなくなっちゃう。」「何とか成らないのか、お前、薬屋だろう。」「じゃあ、今から作るから、少しの間、待っていろ。」といって事務所から馬の油(手に入れば熊や鮫の油でもよい。鮫の油は飲んでもよい。へミングウェーの「老人と海」の中にも目によいと記載されている。)を小分けにしてきたものに朝顔の葉っぱをすり鉢でつぶしたものを混ぜているではないか。
「また変なものを作って、私で実験しょうとしているのかしら」と思うが、「この際、刺された所がいたいので我慢しよう。」朝顔の搾り汁と馬の油にもう一種類何かを足したと考えられるが、其れを塗ってもらった。「これで大丈夫だ。」「何が大丈夫なものか、まだ痛いではないか。」「そんなに早く効けばなおさら怖いわ。」と言い返されてしまった。
「痛みが治まるまでしばらく時間がかかる。」といって仕事だか、用事に出かけようとしている。「おーい、病人だか、けが人ほかって置くな。」「ああ、そうそう、私は人じゃなかった犬だった。」しばらくすると、痛みがないことに気がついた。痒みもないのである。
夕方近くになって用事が終わったのだろう。帰ってきたので「こんなもので効くなら皆に教えてあげればよいのに、クマン蜂とか、スズメバチとか言う大きなハチに刺されたときでも大丈夫か。」「それは実際やってみないとどうこう言えない。」と言う返事である。こればっかりは実験するわけには行かないのだ。
「どうして朝顔の葉っぱが効くのかどこで覚えてきたのだ。」と聞いてみた。「確かなことはいえないが、薬事講習会の時、保健所の先生がそのような事を言っていた事を記録して置いた。確か「おばあちゃんの知恵袋」だというようなことを言っていたが、朝顔の種は漢方薬の成分ではある。(注意、家で利用する時は、口に入れないこと。兆戦朝顔には特に注意が必要です。)」とけろっとしているではないか。私にとってはどうでも良いことで、痛いところが直りさえすればよいのである。数日たってもはれてこないのである。「あれ気に入っているのだけれど、効果はあると思う。実際、はれてもこないよ。」と報告した。

その後どうしたかは犬の知ったことではない。

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