仕事をして、しかられて

叱られたのは私じゃありません。メーカーの人です。叱ったのは私です。

品物が届かないのだ。結局、午後二時過ぎである。何回か電話をかけるは目になった。

運送便を変えていたのだ。それじゃ、届かない。

今までなら午前十時過ぎには届いていたが、・・・・・。

おかしいなと思って「どこの運送便を使いましたか」と聞いてみた。在庫の関係があったらしい。出荷した場所を変更したために運送便も変えたようだ。

変えることがいけないのじゃない。変更を伝えてこないことが問題だ。どうしても遅くなるなら、その間にもう1~2軒訪問できる。

若い頃しっかりたたき込まれた。「自分たちの都合で変更した案件は必ず先様に電話するように」ということである。「無意識のうちに時間泥棒をしないように、先様に喜んで働いてもらえる段取りをすることだ。」

「おまえたち、給料を誰からいただいていると思っているのだ。社長が払っているのじゃない。お得意さんからいただいているのだ。何で、お得意さんをもっと大切にしないのだ。」

最近では多くの会社が出荷を別の会社に委託しているのでしょう。そして、そちらから、フードバックされてこないのかもしれません。

それじゃ、単に作業をしていることになってしまうことになる。

「仕事をして、叱られたのではたまったものじゃない」とは思うけれど、・・・・・。

付けはいつでも末端に回ってくる様にできているけれど、・・・・・・・。